キャリア

介護の夜勤専従はきつい?給料や仕事内容、バイト・派遣・正社員の違いまで解説

ピンクの服を着て水色のビニール手袋をつけた女性が壁にもたれかかっている

「介護の夜勤専従ってどんな仕事?」「求人は多い?給料はどれくらい?」と気になっていませんか。

夜勤専従は日勤と比べて収入が高くなりやすい一方で、勤務時間の長さや生活リズムの違いなど、事前に知っておきたいポイントも多い働き方です。

この記事では、介護の夜勤専従の仕事内容や給料の目安、バイト・派遣・正社員の違いまでわかりやすく解説します。

夜勤専従のメリット・デメリットや向いている人の特徴も紹介するので、求人選びで失敗したくない方はぜひ参考にしてください。

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介護の夜勤専従は楽?きつい?

夜勤専従は日中業務が少なく比較的落ち着いて働ける場面がある一方で、長時間勤務や生活リズムの乱れなどの負担も大きい働き方です。

例えば、入浴介助やレクリエーション対応がないため身体的な負担が軽いと感じる人もいますが、16時間勤務や夜間の急変対応、少人数体制によるプレッシャーなど、夜勤特有の大変さもあります。

そのため、「楽かどうか」は一概に決められるものではなく、働く人の体質や価値観、職場環境によって大きく異なります。

夜勤専従を検討する際は、メリットだけでなくデメリットも踏まえたうえで、自分に合った働き方かどうかを見極めることが重要です。

総合受付に立つ職員の女性
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介護の夜勤専従の仕事内容

夜間は利用者の活動量が少ないものの、安全確保や急変対応など重要な役割を担います。夜勤専従の介護職が実際に行う主な仕事内容を見ていきましょう。

巡回・見守り

夜勤では、利用者が安全に過ごせているかを確認するため、定期的に施設内を巡回します。

転倒や体調変化の早期発見が目的であり、静かな時間帯でも常に注意を払いながら見守る必要があります。


利用者の睡眠状態や呼吸の様子など、細かな変化に気づく観察力が求められる業務です。

排泄介助・身体介護

夜間でも排泄介助(トイレ介助やおむつ交換など)は欠かせません。利用者の状態に応じて適切なタイミングで対応する必要があり、身体的な負担も伴います。

また、体位変換などの身体介護も行い、褥瘡(床ずれ)の予防にも配慮します。

食事準備・服薬管理

夕食や朝食の準備・配膳、食事介助、服薬のサポートも夜勤の重要な業務です。

特に朝食準備は夜勤帯で行われることが多く、限られた時間の中で効率よく進める必要があります。誤嚥や服薬ミスを防ぐため、丁寧な確認が求められます。

記録業務(夜間記録)

夜間の利用者の様子や対応内容を記録する業務も行います。体調の変化や介助内容を正確に記録し、日勤スタッフへ引き継ぐことが目的です。

記録はケアの質に直結するため、簡潔かつ正確にまとめる力が求められます。

急変時対応・ナースコール対応

夜間はスタッフの人数が限られているため、利用者の体調急変やナースコールへの対応は重要な役割です。

状況を迅速に判断し、必要に応じて看護師や医療機関へ連携します。特に緊急時には冷静な対応力が求められるため、責任の大きい業務といえます。

シフト表を指で刺してる
03

介護施設における夜勤専従の勤務時間・シフト

夜勤は施設ごとに差がありますが、日本医療労働組合連合会の調査データから、勤務時間やシフトの実態を把握しておきましょう。

2交代制(16:00〜翌9:00など)

同連合会の「2025年(令和7年)介護施設夜勤実態調査結果」のデータによると、介護施設の夜勤形態として最も一般的なのが2交代制であり、91.1%の施設が採用しています。

一方で、同調査では87.5%が16時間以上の長時間夜勤となっている実態も明らかになっています。

16時間勤務は実質的に2日分の業務を連続して行う働き方であり、身体的・精神的負担が大きくなりやすい点が課題です。

長時間勤務により集中力が低下しやすく、ミスや事故のリスクが高まる可能性も指摘されています。

3交代制(準夜・深夜)

3交代制の夜勤を採用している施設は全体の約8.2%にとどまっており、2交代制と比較すると少数派です。

3交代制は準夜勤・深夜勤に分かれるため、1回あたりの拘束時間が短く、身体への負担を分散しやすいのが特徴です。

また、一部の施設では深夜勤務の開始時間を前倒しする「変則3交代」という勤務形態を導入しているケースも見られます。


さらに、3交代制の施設では夜勤日数が8日以内に収まっている割合が95.4%と高く、比較的無理のないシフト設計がされている傾向にあります。

月の勤務回数

看護師には離職防止の観点から夜勤回数の目安が設けられていますが、同調査によると、介護職には夜勤回数の上限を定めた法規制や明確な指針はありません。そのため、施設ごとの運用に依存しやすく、勤務回数にばらつきが出やすいのが現状です。

実際の2交代制夜勤のデータでは、月4回を超える夜勤を行っている職員が46.5%にのぼり、平均は約4.5回です。また、多い人では月に最大13回の夜勤を行っているケースも確認されています。

さらに、調査対象の中には夜勤専従の職員が132人含まれており、グループホームでは夜勤者のうち14.8%が夜勤専従という結果も出ています。

カレンダーとペン
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【介護職】夜勤専従の1日のスケジュール例

夜勤専従の1日の流れを具体的にイメージできるよう、2交代制と3交代制それぞれのスケジュール例を紹介します。

実際の時間帯や業務内容は施設によって異なりますが、一般的な流れを把握しておくことで働き方の理解が深まるでしょう。

2交代制のスケジュール

時間帯

業務内容

16:00〜17:00

出勤・申し送り・利用者の状態確認

17:00〜18:30

夕食準備・食事介助・服薬対応

18:30〜20:00

排泄介助・口腔ケア・就寝準備

20:00〜22:00

巡回・記録業務・ナースコール対応

22:00〜翌5:00

定期巡回・排泄介助・仮眠(交代制)

5:00〜7:00

起床介助・排泄介助・朝食準備

7:00〜8:30

朝食介助・服薬対応

8:30〜9:00

記録・申し送り・退勤

3交代制のスケジュール

3交代制は「準夜勤(夕方〜深夜)」と「深夜勤(深夜〜朝)」に分かれて働くシフトです。ここでは、それぞれの一般的なスケジュール例を紹介します。

H4:準夜勤(例:16:00〜翌1:00)

時間帯

業務内容

16:00〜17:00

出勤・申し送り・利用者の状態確認

17:00〜18:30

夕食準備・食事介助・服薬対応

18:30〜20:00

排泄介助・就寝準備

20:00〜22:00

巡回・ナースコール対応・記録

22:00〜0:00

巡回・排泄介助・見守り

0:00〜1:00

記録・申し送り・退勤

H4:深夜勤(例:0:00〜9:00)

時間帯

業務内容

0:00〜1:00

出勤・申し送り・利用者の状態確認

1:00〜3:00

巡回・排泄介助・ナースコール対応

3:00〜5:00

記録業務・仮眠(施設により異なる)

5:00〜7:00

起床介助・排泄介助・朝食準備

7:00〜8:30

朝食介助・服薬対応

8:30〜9:00

記録・申し送り・退勤

黒いボールペンを持った状態でパソコンを操作する水色の服を着た男性
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介護の夜勤専従が楽と言われる理由

夜勤は大変な面もありますが、働き方によっては日勤よりも負担が軽いと感じる人もいます。どのような点がメリットとして挙げられるのかを見ていきましょう。

日中業務(入浴・レク)がない

夜勤では、日中に行われる入浴介助やレクリエーション対応が基本的にありません。

これらの業務は身体的な負担が大きいため、ないだけでも「楽」と感じる人は多いようです。

夜間は見守りや排泄介助が中心となるため、業務内容が比較的シンプルになる点が特徴です。

人間関係のストレスが少ない

夜勤は勤務人数が少なく、関わるスタッフも限られるため、人間関係のストレスを感じにくい傾向があります。

日勤のように多職種と頻繁に連携する場面も少ないため、「職場の人間関係に疲れた」という人にとっては働きやすい環境になりやすいです。

業務量が比較的安定している

夜間は利用者の活動量が少ないため、日中と比べて業務の波が穏やかになりやすいです。

突発的な対応はあるものの、基本的には巡回や記録など決まった業務が中心となるため、仕事の流れを覚えやすい点もメリットといえるでしょう。

慣れてくると、自分のペースで仕事を進めやすくなります。

高収入を得やすい

夜勤専従は夜勤手当が積み上がるため、日勤よりも収入が高くなりやすい働き方です。

勤務日数が少なくても一定の収入を確保できるため、効率よく稼ぎたい人にとっては大きなメリットとなります。

特に夜勤回数が多いほど収入が伸びやすく、短期間で収入アップを目指すことも可能です。

頭に手をやる白い制服を着た女性
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夜勤専従がきついと言われる理由

夜勤は収入面でのメリットがある一方で、身体的・精神的な負担も大きくなりやすい働き方です。

実際の現場でよく挙げられるポイントを理解し、自分に合うかどうかを判断することが重要です。

生活リズムが崩れる

夜勤専従は昼夜逆転の生活になりやすく、体内リズムが乱れやすい点が大きな負担です。

特に日中に十分な睡眠が取れない場合、慢性的な疲労や集中力の低下につながることがあります。

休日に生活リズムを戻そうとすると、さらに体調を崩す原因になることもあるため、継続的な自己管理が求められます。

拘束時間が長い(16時間勤務など)

2交代制の場合、1回の勤務が16時間以上に及ぶことも珍しくありません。長時間の勤務では、身体的な疲労だけでなく、精神的な負担も蓄積しやすくなります

仮眠時間が設定されていても、実際には十分に休めないケースもあり、想像以上に負担を感じる人も多いです。

急変対応のプレッシャー

夜間は看護師や医師の人数が限られているため、利用者の急変時には介護職が初動対応を担う場面が多くなります。

状況に応じて迅速な判断や対応が求められるため、精神的なプレッシャーが大きくなります。特に経験が浅いうちは不安を感じやすいポイントといえます。

1人体制(ワンオペ)の可能性がある

夜間の配置人数は施設種別ごとに異なります。

たとえば、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)では「1ユニットごとに1人夜勤」が基本で、一定要件を満たす3ユニット事業所では例外的に2人配置が認められる場合もありますが、施設によっては夜勤が1人体制、いわゆる「ワンオペ」での勤務になるケースも少なくありません。

複数の利用者を1人で対応する必要があるため、業務負担が大きくなるだけでなく、トラブル時の不安も感じやすくなります

短期入所生活介護や特養併設型、ユニット型施設では別の基準があるため、「夜勤は1人か複数か」を確認する際は、施設種別と法定配置の両方を見ることが重要です。

出典:認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の報酬・基準について|厚生労働省
出典:厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準|厚生労働省

体力・睡眠管理が難しい

夜勤専従は勤務日数が少ない分、1回あたりの負荷が高くなりやすく、体力・体調管理が欠かせません

また、日中の睡眠は環境によって質が左右されやすく、十分に回復できないまま次の勤務に入ることもあります。

長く続けるためには、自分に合った睡眠習慣や生活リズムを整えることが重要です。

給料袋に入ったお札
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介護業界|夜勤専従の給料・年収はどれくらい?

ここでは、介護職の夜勤専従における給料や年収の目安について解説します。

参考として、介護労働安定センター「2023年度(令和5年度)介護労働実態調査結果について」では、月給制労働者の通常月の税込み平均月給は24万1,296円でした。夜勤専従の収入は、基本給に夜勤手当が上乗せされる形が一般的ですが、実際の金額は施設種別、雇用形態、夜勤回数によって大きく異なります。



項目

日勤のみ

夜勤専従

月収

20万〜25万円前後

24万〜32万円前後(夜勤手当込み)

夜勤手当

なし

約5,000〜10,000円/回

月の夜勤回数

なし

8〜12回が目安

年収目安

280万〜350万円前後

330万〜450万円前後

特徴

生活リズムが安定しやすい体力的負担が比較的少ない

手当で収入が増えやすい勤務日数が少なくても稼げる

出典:介護施設等の夜勤職員配置基準|厚生労働省
出典:2023年度(令和5年度)介護労働実態調査結果について|介護労働安定センター

日勤との給与比較

介護職の給与は基本給に加えて各種手当で構成されますが、夜勤専従の場合は「夜勤手当」が大きな差を生みます。

日本医療労働組合連合会の調査データでも、日勤と夜勤専従の総支給額を直接比較したデータはありませんが、夜勤に入る回数に応じて手当が積み上がる構造であることが示されています。

そのため、同じ基本給であっても、夜勤回数が多いほど月収・年収は高くなる傾向があります。特に夜勤専従は日勤業務がない分、手当による上乗せ割合が大きくなる点が特徴です。

夜勤手当の相場

夜勤手当は施設差が大きく、全国一律の相場とは言い切れません。参考値として、同調査では、2交代制夜勤1回あたりの手当は、正規職員で平均5,973円、非正規職員で平均5,557円となっています。

この金額は一般的に言われる「5,000〜10,000円」の相場の中では下限寄りですが、高い施設では1回あたり12,000円、低い施設では2,200円程度と、手当額に大きな開きがあります。

つまり、夜勤専従で収入を上げたい場合は、「夜勤回数」だけでなく「1回あたりの手当額」も重要な判断基準になります。


出典:2025年(令和7年)介護施設夜勤実態調査結果|日本医療労働組合連合会

月収・年収モデル

同調査では、具体的な月収・年収の総額モデルは示されていませんが、夜勤手当の平均値から収入の目安を考えることは可能です。

夜勤手当を1回あたり約6,000円とした場合

  • 月8回の夜勤:約48,000円の上乗せ
  • 月12回の夜勤:約72,000円の上乗せ

さらに、調査では最大で月13回の夜勤を行っているケースも確認されており、手当が高い施設(1回10,000円以上)であれば、月収ベースで10万円以上の差が生まれる可能性もあります。

このように、夜勤専従の収入は「基本給」よりも夜勤回数×手当単価によって大きく変動するのが特徴です。

求人を比較する際は、単純な月給だけでなく、夜勤手当の金額や回数まで確認することが重要です。

職員さんと一緒に折り鶴を折り紙で作るおばあさん
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夜勤専従に向いている人・向いていない人

夜勤は働き方のクセが強いため、合う人と合わない人がはっきり分かれやすいのが特徴です。自分の性格や生活スタイルと照らし合わせて判断することが重要です。

向いている人(一人でコツコツ作業するのが好き)

夜勤専従は少人数での勤務になることが多く、落ち着いた環境で働けるため、以下のような人に向いています

  • 一人でコツコツ作業するのが苦にならない人
  • 夜型の生活でも体調を維持できる人
  • 自分のペースで仕事を進めたい人
  • 人間関係のストレスを減らしたい人
  • 少ない勤務日数で効率よく収入を得たい人
  • 緊急時でも冷静に対応できる人

夜間は突発的な対応もありますが、基本的にはルーティン業務が中心です。

向いていない人(生活リズムを崩したくない)

一方で、夜勤専従は生活スタイルへの影響が大きいため、以下のような人には合わない可能性があります。

  • 規則正しい生活リズムを重視したい人
  • 長時間勤務に不安がある人
  • 体力や睡眠に自信がない人
  • チームで常に連携しながら働きたい人
  • 急なトラブル対応に強いストレスを感じる人
  • 夜間勤務そのものに抵抗がある人

夜勤は収入面のメリットがある一方で、身体的・精神的な負担も伴います。長く続けるためには、無理なく働けるかどうかを見極めることが大切です。

タブレットを持って、指を立てている女性
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夜勤専従で失敗しないためのチェックポイント

夜勤専従は職場ごとの差が大きく、条件を見極めないと「思っていたよりきつい」と感じる可能性があります。事前にチェックすべき項目を押さえておきましょう。

夜勤人数(1人か複数で働くのか)

夜勤の人数体制は働きやすさに直結する重要なポイントです。1人体制の場合、すべての業務を自分で対応する必要があり、負担やプレッシャーが大きくなります。

一方で複数人体制であれば、業務を分担できるため安心感があります。特に未経験や経験が浅い場合は、複数人体制の職場を選ぶと働きやすいでしょう。

仮眠・休憩の有無

夜勤では長時間勤務になるため、仮眠や休憩が取れるかどうかは非常に重要です。

求人票に「仮眠あり」と記載されていても、実際には十分に取れないケースもあります。

休憩時間の長さだけでなく、実際にどの程度確保されているのかも確認しておきましょう。

緊急時マニュアル

夜間はスタッフが少ないため、急変時の対応体制が整っているかを確認することが大切です。

マニュアルが整備されているか、看護師や医療機関との連携体制があるかによって、安心して働けるかが変わります。

夜勤手当・給与体系

夜勤専従は夜勤手当によって収入が大きく変わるため、1回あたりの手当額や支給条件を確認することが重要です。

また、基本給とのバランスや昇給制度の有無など、長期的に見た給与体系もチェックしておきましょう。

施設タイプ(特養・有料など)

施設の種類によって業務内容や負担は大きく異なります。

例えば、特別養護老人ホームは要介護度が高く身体介護の負担が大きい傾向があり、有料老人ホームは比較的自立度の高い利用者が多い場合があります。

自分の体力や経験に合った施設タイプを選ぶことで、無理なく働き続けやすくなります。

腕を組む看護師の女性
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介護業界未経験でも夜勤専従はできる?

結論として、未経験でも応募できる求人はあるものの、いきなり夜勤専従として働くケースは多くありません。安全面や業務理解の観点から、段階的に夜勤へ移行するのが一般的です。

未経験OK求人はある

介護業界では人手不足の影響もあり、未経験歓迎の求人は一定数存在します。

夜勤専従の募集でも「未経験OK」と記載されているケースはありますが、実際には職場内研修(OJT)を経てから夜勤に入ることが多いです。

求人票の条件だけで判断せず、具体的な育成体制や研修内容を確認することが重要です。

最初は日勤スタートが多い理由

未経験者の場合、いきなり夜勤に入ると業務の流れや利用者の状態を把握できず、対応が難しくなる可能性があります。

そのため、多くの施設ではまず日勤で基本業務を学び、利用者との関係性を築いたうえで夜勤へ移行する流れを採用しています。

特に急変対応や判断力が求められる夜勤では、事前の経験が重要になります。

資格の必要性(初任者研修など)

無資格・未経験でも働ける職場はありますが、介護職員初任者研修などの資格を取得しておくと、採用の幅が広がりやすくなります。

資格があることで基本的な介護知識を身につけられるだけでなく、給与面や待遇面で優遇されるケースもあります。

未経験から夜勤専従を目指す場合は、資格取得も視野に入れておくと安心です。

青と白のバインダーを持って、笑っている女性二人組
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【介護業界の夜勤専従】バイト・派遣・正社員の違いを比較

同じ夜勤専従でも雇用形態によって収入や働き方、安定性が大きく異なるため、自分のライフスタイルや目的に合った働き方を選びましょう。

項目

バイト(パート)

派遣

正社員

給与

やや低め

高め

安定+賞与あり

夜勤手当

あり(低めが多い)

時給に含まれる場合あり

あり(平均的)

シフト自由度

高い

高い

低い

安定性

低い

中程度

高い

福利厚生

少ない

派遣会社による

充実

雇用形態によって給与体系や福利厚生は異なりますが、実際の条件は事業者ごとの差が大きいです。比較する際は、時給・日給・月給の別、夜勤手当の支給方法、賞与の有無、社会保険の適用条件を確認しましょう。

出典:2023年度(令和5年度)介護労働実態調査結果について|介護労働安定センター

バイト(パート)の特徴

バイトはシフトの自由度が高く、自分の都合に合わせて働きやすい点が特徴です。副業や家庭との両立を重視したい人に向いています。

一方で、時給や手当が低めに設定されることが多く、収入面では他の雇用形態よりも劣る傾向があります。

派遣の特徴

派遣は時給が高く設定されることが多く、短期間で収入を上げやすい働き方です。

勤務条件を細かく指定できる点も魅力ですが、契約期間があるため長期的な安定性はやや低くなります。効率よく稼ぎたい人に向いています。

正社員の特徴

正社員は月給制で安定した収入に加え、賞与や福利厚生が充実している点がメリットです。

長期的に働きたい人には適していますが、シフトの自由度は低く、働き方の柔軟性は限定されます。

どの働き方を選ぶべきか

収入重視なら派遣、安定性を重視するなら正社員、柔軟な働き方を求めるならバイトがおすすめです。

迷った場合は、複数の求人を比較しながら自分に合う条件を見極めることが重要です。

スマホを見ながら悩んでいる女性
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介護業界の夜勤専従の求人はどこで探す?

夜勤専従の求人の探し方によって見つかる案件の質や量が変わるため、ぜひチェックしておきましょう。

求人サイトの特徴

求人サイトは手軽に多くの求人を比較できる点がメリットです。ただし、掲載情報だけでは職場の実態が分かりにくい場合もあります。

ハローワークの特徴

地域密着型の求人が多く、地元で働きたい人には向いています。ただし、条件面や情報の更新頻度にはばらつきがあります。

木のテーブルと車椅子が置いてある
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介護の夜勤専従求人が多い施設

ここでは、夜勤専従の求人が多い施設の種類について解説します。施設によって業務内容や負担が異なるため、自分に合う環境を選ぶことが重要です。

施設タイプ

特徴

夜勤の特徴

特別養護老人ホーム

要介護度が高く、身体介護中心

業務量が多く体力的負担が大きいが求人は安定

有料老人ホーム

自立度が比較的高い利用者が多い

夜勤専従求人が多い

グループホーム

少人数制で家庭的な環境

1人体制(ワンオペ)の場合があり業務幅が広い

介護老人保健施設

医療と介護の両方に対応

看護師との連携が多く、体制が整っていることが多い

夜勤専従で働く場合は、収入だけでなく業務負担や体制の違いも踏まえて施設タイプを選ぶことが大切です。

施設種別によって利用者像や業務負担の傾向は異なります。有料老人ホーム、特養、グループホーム、老健では、要介護度、夜間の医療連携、夜勤体制に差があるため、求人票や見学時に確認しましょう。

出典:厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準|厚生労働省
出典:2024年度(令和6年度)介護報酬改定について|厚生労働省

青いバインダーを持ってる女性
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夜勤専従の求人を探すなら転職エージェントがおすすめ

夜勤専従は施設によって労働条件や働きやすさに大きな差があるため、求人の見極めが重要です。


効率よく自分に合った職場を見つけるためにも、プロのサポートを活用するのがおすすめです。

夜勤専従は職場ごとの差が大きい

前述のチェックポイントで挙げたように、夜勤人数(1人か複数か)、仮眠や休憩の取りやすさ、夜勤手当の金額などは施設ごとに差があります。求人票だけでは分かりにくい部分も多いため、事前に内部情報を把握することが重要です。

転職エージェントを使うメリット

エージェントを利用すると、公開求人だけでなく非公開求人も紹介してもらえるほか、職場の内部情報を事前に知ることができます

具体的には、以下のような個人では調べにくい情報を教えてもらえる点が大きなメリットです。

  • 夜勤の体制
  • 人間関係・職場の雰囲気
  • 離職率

また、条件交渉や面接対策のサポートも受けられるため、お仕事探しをスムーズに進めやすくなります。

効率よく求人を探すなら複数のサービスを併用する

夜勤専従の求人はタイミングや地域によって数が限られるため、複数の転職エージェントに登録しておくと選択肢を広げやすくなります

各サービスで扱う求人や強みが異なるので、比較しながら自分に合った職場を見つけることができます。効率よく転職活動を進めるうえでも、2〜3社の併用がおすすめです。

通帳、スマホがテーブルに置かれていて、ノートに何か書き込んでいる。
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夜勤専従の給料を上げるコツ

夜勤専従は同じ働き方でも、職場によって年収が大きく変わるのが特徴です。

手当や勤務回数、施設の条件次第で数十万円以上の差が出ることもあるため、求人選びを戦略的に行うことが重要です。

夜勤手当が高い施設を選ぶ

夜勤専従で収入を上げるうえでは、1回あたりの夜勤手当の金額が大きなポイントです。

同じ回数働いても、手当が5,000円と10,000円では月数万円以上の差が出ることもあります。


求人票では基本給に目が行きがちですが、夜勤専従は手当の影響が大きいため、支給額や回数の条件まで確認することが重要です。

収入を重視する場合は、夜勤手当の高い職場を優先して選ぶと効率よく稼げるでしょう。

施設タイプで選ぶ(有料老人ホームなど)

施設の種類によって、夜勤手当や業務負担は大きく異なります。

例えば、有料老人ホームは比較的自立度の高い利用者が多く、業務負担が軽い反面、手当が高めに設定されているケースもあります。

一方で特養などは業務負担が大きい分、手当が高い場合もあります。施設ごとの特徴を理解し、自分の体力や希望収入に合った環境を選ぶことが重要です。

エージェントを活用して条件交渉する

転職エージェントを利用すると、給与や夜勤回数、シフト条件などの交渉を代行してもらえるため、より良い条件で働ける可能性が高まります。

個人では難しい交渉もスムーズに進むので、収入アップを目指すなら活用しておきたい方法です。

夜勤のスケジュールが書き込まれたカレンダー
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まとめ

介護の夜勤専従は、夜勤手当がつくことで収入が高くなりやすく、勤務日数を抑えながら働ける点が魅力です。

一方で、長時間勤務や生活リズムの変化、夜間の急変対応など、負担を感じやすい側面もあります。

また、同じ夜勤専従でも、バイト・派遣・正社員によって給与や働き方、安定性は大きく異なります。


自分に合った働き方を選ぶためには、条件だけでなく職場環境やサポート体制も含めて比較することが重要です。求人を探す際は複数の選択肢を見比べながら、自分に合う職場を見極めましょう。

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02

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介護の夜勤専従に関する

よくある質問

Q.介護の夜勤専従は月に何回まで働けますか?
A.

介護職の夜勤回数について、介護保険法上の一律の上限回数は確認できません。ただし、実際の勤務は労働基準法上の労働時間・休憩・休日規制を受けます。夜勤専従の回数は雇用契約や施設運用で差が大きい傾向にあります。

求人を見る際は、月の想定夜勤回数、1回の勤務時間、休憩・仮眠条件を個別に確認しましょう。

出典:介護保険法|e-Gov 法令検索
出典:厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準|厚生労働省

Q.夜勤専従の介護職の月収はいくらですか?
A.

夜勤専従の月収は24万〜32万円前後が目安です(基本給+夜勤手当)。

日本医療労働組合連合会の調査では、夜勤手当は1回平均約5,973円(最高12,000円)とされており、回数次第で収入が増減します。

多い人では月13回程度の夜勤を行うケースもあり、条件によって収入に差が出るのが特徴です。


出典:2025年(令和7年)介護施設夜勤実態調査結果|日本医療労働組合連合会

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